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奥俊就の映画ブログ NEXT ACTION

映画作りをしています。アクション映画をメインに 脚本 演出 演技 撮影 の基本に関しての考え。また、自分の作品の掲載

OKU WORLD

 OKU WORLD (ミステリーアクション)プロット

 

着想 テーマ

名詞がわりとして、こーゆー路線をやりたいが伝わればいいと思った。自分の作風世界観を取り戻したいと思った。ミステリー、サスペンス、アクションをやりたい、が伝わればいい。

 

迷宮入り事件を追った刑事が

人を迷わせようとする犯人を追求する。

刑事は戦うことにより色を取り戻していく姿

 

 

 

登場人物


山田太郎 

過去に罠にはめられ刑事をクビになったが、単独で事件を追っている。

 

山本 二郎

闇の芸術家

強欲傲慢な男 金と権力に取り憑かれ、才能を我が物にして、色を支配しようとしている。

 

プロット

山田はノートを開き1+1=の答えを書けずにいた。霧が山田を包み迷宮の扉が開かれる。すると山田の髪は白くなっている。謎の町をさまよい歩いていると、公衆電話がなり受話器を取る。しゃがれた声で、山田は突然恫喝される。その内容は「全ての美しさを我がものにしようとする芸術至上主義者のおごりだった」

山田の内容は「才能は無くとも、一生懸命やっている姿が美しいのだ」

と反論し、芸術バトルが勃発する。

山田は裏路地で拳銃を購入し。ラビリンスに潜入し迷宮の扉を開き続けた。すると場所の概念が覆され、ワープし続ける。しかし電話の主にはたどり着けない。長い回廊を奥に進み。感覚を研ぎ澄まし。持っている拳銃を東西南北へ発射する。しかし、銃口から玉はでず、暗闇に色彩が描かれるだけだった。

夜が開けると、山田は、田んぼの中で気を失っていた。

山田の髪は黒髪に戻った。机の上のノートには

1+1=田

と書かれていた。

山田はノートを閉じた。

 

 OKU WORLD 本編 7分

https://www.youtube.com/watch?v=dQ8LHoIPdf8&feature=share

 

 

 

 

2019 奥俊就

必要な物

必要な物  (シリアスドラマ)プロット

着想  テーマ

ラフに作れるもの、いわゆるクッションがほしくて、なんか普段、感じる事があったかなと、思い気づきました、それは捨てれないものが僕にあって、サイフや箸、そういった物に関しての作品を作りたいと思った。普通の、まぁまぁの作品を作りたい。ただ映画の行程は ちゃんとやりつつ、普通のドラマを作りたいと思った。

失恋をして、思い入れのある物を捨てらず、苦しい状況に陥った状況。思い出にとどまるか、新しく進むかを迷い、主人公が悩む姿、物については、壊すではなく、ものはものと割り切る事。本人がしたいようにする事の方が大事で、思い出に縋る事では無いと伝えたい。今が大事。過去に執着している人が過去のジレンマから、今の自分を知る姿を描く。

 

人物設定

山下 祐一 (20)

真面目な男で普通の人


山田 慶子 (21)

優しい女の子で、強い男に惹かれる。周りからは男運が良くないといつも言われる。

 

プロット 

山下と山田は交際、一年目、順調にデードを重ねていたが、ある日、山田の部屋で元彼の思い出の品を見てしまい。口論になってしまう。山田の元カレは怖い人である事を知る。山下は躊躇して、自分の気持ちを抑えるか出すかを葛藤する。元彼よりも、自分の方が魅力的だと、山田に訴えることに苦心する。服装を変えたり、キャラを変えたり、するが上手くいかず。逆に山田から、別れを告げられる。山下は、元彼と決着をつけるために戦う。元彼の場所を突き止めて彼女を思う、愛の大きさで勝負する。しかし、元彼に魅力で負けている事に気づく。逆上した山下は山田の部屋まで押しかけ、元彼の思い出の品を壊し捨てる。それで終わりと思い立ち去ろうとする山下へ、山田から

すっと壊してくれる強い男を見たかった。と山田から、心の内を聞かされる。山田はそんな暴力的になった山下に縋り付く。山下は山田の性格を知った、そして、自宅の彼女との思い出の物を全て捨ててしまう。

山下、山田、の部屋には、必要最低限の家具しかなくなり。一から、必要な物とは何かと考え、部屋を見わたす。

 

 

 

 

2019 奥俊就

 

水準管理

僕は、映画を普通に仕上げるし、普通になってしまう。いわゆる、スタンダードになってしまう。

普遍性を持ったものに興味があるし、

何をやっても、らしいものになる。

全ジャンル書いてみたけど、どのジャンルをやっても、自分の基準にしかならない。

それで、自分が何者なのか?を知る事になる。

作家性があるのは当然なのですが、見失い、ドツボにはまり苦しんでいました。

感動ポルノじゃない、バイオレンスじゃない、

ない、ない、ない、ない、ない、全部それは、ない、僕は、何をやっても、普遍性のあるものに着地する。

これが自分の特性です。

 

しかし、

感動ポルノ→バイオレンス→可愛そう→愛を伝える

バイオレンス→感動ポルノ→寒い→虚しい→気持ち悪い

 

この先には、一部のすり替え、

バイオレンスの一部を感動ポルノにすり替えようとする。

感動ポルノの一部をバイオレンスにすり替えようとする。

世界観のすり替えあい。

 

だから、僕の二作品では、

 

バイオレンスは、正当化アクションで跳ね除ける!

 

感動ポルノは、現実主義で跳ね除ける!

 

伝えたい、メッセージは作品に込めたし、言いたい事は全部、言えました。

僕はいわゆる、相手の土俵で相撲取ってる状況です。

だから、この二作品は不本意だし、カタルシス浄化が、ないので、不必要です。

だから、これからは、自分の土俵と、土壌を固める。

 

まず本編をいきなりスタートせずに、

テーマ、プロット、箱書き、構成、等々、基本を練り続ける。

この基本をやる事で、横道にそれたり、流されたり、巻き込まれたりする事は無くなる。

100パーセント自分らしい作品の方が緊張する。この緊張が、あったのはOKU WORLDからです。

100パーセント自分らしい作品が絶対条件としてスタートし続ける。敵味方もはっきりするし、見られる事に怖気付く事になる。

それが私の進む道です。

 

2019 奥俊就

 

 

 

 

 

WHY FIGHT

WHY FIGHT (ハードアクション)絵コンテ

 

ストーリー

とある東京の町外れで1組のカップルが暮らしていた。「恵子」は真面目な格闘少女、交際相手の「悟」とは結婚を前提にして半同居生活を送っている。そんな二人へメディア映像商事からの試練「波乱、狂乱、混乱、暴乱、撹乱 錯乱 」が襲いかかる。さらには不良パソコン軍団の影が忍び寄る。彼女は過去現在未来を変える為に、通っていた道を退かず一歩を踏み出し勝利する。しかしそれは始まりにしか過ぎず、さらなる揉め事に巻き込まれてしまう。争いの果てに彼女は、戦いとは何かを知りやがて本来の戦いへと覚醒していく。

 

 

登場人物

 

荒井恵子

しっかりもので真面目な女子 空手大会で優勝経験あり、清掃会社勤務

新垣 悟

頼りない男だが、優しい。映像メディア商事勤務

赤木

情熱的な不良  NETDOGS 勤務

青木

冷静な不良   NET DOGS 勤務

紙岡  

素性が掴めない人 映像メディア商事代表取締役山田、山本、山下 

裏で社内イジメを強行している メディア映像商事社員  

湯川院長

精神科の先生

深田江陵

伝統を重んじ塾考を重ねている 清掃会社勤務

謎のサングラスの女

GAMEセンターへ出入りしている

 

チャプター

1オープ二ング

2全否定ハラスメント

3パズルの崩壊

4横の乱

5掃除

6縦の乱

7正義の暴走

8なぜ戦う

9覚醒

10変乱

11偽物vs本物

12破壊と再生

13裏と表 カミのワナ

14パズルの完成

15エンディング

 

1OPENING

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2全否定 ハラスメント
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3パズルの崩壊
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4横の乱
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5掃除
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6縦の乱
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7正義の暴走
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8なぜ戦う?
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9覚醒
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10変乱
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11本物VS偽物
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12破壊と再生
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13裏と表 カミのワナ
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14パズル完成 15エンディング
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2019 制作奥俊就

WHY FIGHT

 



 

WHY FIGHT  あとがき

 

この映画は僕の思考の半生です。

やられても、やりかえさない道、

やり返す道、因果応報への道へと進む主人公

これ以上もこれ以下も無いような、解決内容を作りました。いわゆるカミの罠の解除により完結しました。

この映画を作っている最中に、仁義無き戦いがチラつき、、、、導かれたような気がします。僕は、正直ちゃんと見ていないかったのですが、それが僕の中で終ったような気がしてます。だから今一度、真剣に見ようと思います。

いわゆる神と紙をすり替えたりするヤクザ映画。

カミ トラップ エンドは

龍が如くもこの落ち。

イキガミはそのまんま。

仁義なき戦いも、この落ち。

不毛な争い。

 


ただ、これは僕を苦めていた、原因そのものの理解です。これを理解したから、報われたし、でも、何の感動もない痛みもない、カタルシスでした。で自分がこれを理解した。で終るわけには、いかないんです。

 


この先にあるのは、一体何なのか?

それは、僕以外にも、苦しんでいる人を知りたいし、原因やトラウマの解消と解決のお手伝いをしたい。と思う。大体、大事なものを奪われたり価値感のすり替えあいだと思うし。

ただ、

罠を仕掛ける側に正義がある時もあるし、

罠を解除する側が正義だってある。

要は、そのプロセス 置かれた状況だと思う。


この作品が点になり線になる。

今後は、、真剣に、ミステリー、サスペンス、要素を含んだB級アクション映画を作っていきたいです。

 

 

 

奥俊就

文学と絵について

僕は、脚本を文学として捉えていたのだが、、、、。

いつしか、絵のための脚本になっていた。

だから、文章を読ませようとしていませんでした。絵の完成度を上げるために、ト書きと描写の情報料を増やしていた。そしたら文学として、難しい物になり、読めたもんじゃ無い。

 

でも、制作行程の順序を守り、ト書きと描写の情報量を増やすと、、、、。

絵コンテにしたときの、クオリティが高い。深みもある。土台がちゃんとしてる。世界観も明確になる。そして絵を安心して見れる、メリットがある。

 

ただ、脚本、として、難しいし、読みにくい。

 

文学として、読ませるには、脚本にセリフとナレーションを多用すると、グイグイと引き込まれて、小説みたいに読める。

 

余計な物は書かなくていい。

僕の理想は、脚本だけ でも、楽しめるものにしたい。

 

そして、脚本単体として読める、文学作品にしたい。

 

情報量が多く必要なのは、別の詳細情報として用意する。

 

読む人を楽しませるように、シナリオに取り組んでます。

 

2019 奥俊就