STRENGE GAIL
STRANGE GAIL(恋愛ドラマ)プロット
絵コンテ
着想 テーマ モチーフ
大学生と絡むきかいがあり、自分自身の大学生活を思い出した。それはゆったりと過ごす時間だったような気がする。ニートのような不思議な時間を表現したいと思った。大学生独特の空気感を作りだす物とは、大人が裏でバックアップしている。いわゆる教授や、学長など、はたまた歴史のある、学校のバックグラウンドがそこに存在しているからである。一見、社会との関わりとは隔てられたような空間なのだが、大学生は、社会のその上を行くような、学問の世界に没入している。そのような所が一種 エリートのように、感じるし、錯覚する。実際そうなのだが、魅力のある時期だとも思う。ある種、社会では異常とみなされ通用しない事でも、研究材料としてそれを行動に起こしてしまうが、何故が問題にならない。それは大学生特有な状況だからだと思う。在学中 在学後でも、実行力の無い、学問は、社会から不必要となされる事に直面し続ける。しかし今、まさに真剣に学び取り組もうとする、大学生の姿からは学ぶ所が多々あるのでは無いかとおもう。
登場人物
田中 えりこ (19)
ひょうきんもので人なつっこい。芸術に対して真面目な所がある。回りが見えなくなり、突っ走りみんなから嫌われている。美大生
小川 大貴 (19)
幻想的なものにすがりつく傾向があり、弱々しい。しかし芯は強くて、自分の価値観を持っているのだが、まわりの意見に流されやすい。
美大生
翔子 (19)
現実的で、はっきりしている。自分の意見を持っている。まわりからは面倒見の良い、お姉さんと言われる。美大生
一真 (19)
武闘派なのだが、屈折した自論を持ち、社会の生き残り方を披露する所がある。自立心があり、仕事に関してはよくする所があるが、がさつ。美大生
教授 (50)
美大生を取り仕切る。堅物で、常に厳しい目で学生を見ている。素性は計り知れない。隙がない。
人間関係 詳細
大貴とえりこ
大貴は、分け隔てなく関係を続けていける人などで、翔子 一真、えりこへの足りない所にそっと手を伸ばし埋めてくれる存在
大貴はえりこに困惑しながらも、彼女を解ろうとしていき、彼女のピュアな所に恋心を抱き、常識のなさすらも、包み込む、包容力に富んでいて、客観視して関係を続けいける人で、そんな大貴に、えりこは甘えている。話しを聞いてくれる器の大きさに、安心感を感じ唯一、気を許せる人で、良き理解者と思っている。
大貴と翔子
学問の話と世間話ぐらいしか無く、話はとくにもりあがらないが、適当に情報交換をしている程度で、どちらかというと、お兄さんとお姉さんみたいな関係なのだが、大した感情は抱かない関係。
それよりも興味の対象は二人以外にある。
えりこと翔子
翔子は、えりこの個性を子供扱いしているのだが、彼女とは、距離をはかっている。冷静にみて、可愛がって面倒をみている。あまり、お互い、意識しあっていないから、一緒にいて楽だから関係を続けている。
翔子と一真
お互い、芸術への辛辣な批評をしあっている。がどうしても、一般常識や、観客的意識から抜け出せず、ジレンマを感じている。その事が二人の共通点で、議論を重ね、意見を出しあっている関係。
一真とえりこ
一真は、現実主義でえりこの持っている不思議な部分や、幼児性と、社会的に自立した大人の価値観との相違を認められず。自己の人生観の矛盾の中でがんじがらめになり、そんな自分の殻を蹴り破りたいと思っているのだが、えりこが持っているものに素直になれない。えりこはそんな一真を一切相手にしていないが、一真の事へも、理解を示そううと、自分以外の人にも興味を持ち始める。
一真と大貴
お互い男同志で、言い合いになったりする。が
大貴の優し過ぎる所への一真の指摘に関しては、甘んじて受け入れいる。
プロット
大学の休憩中に大貴はえりこに出会う。その奇行じみたえりこの行動が、大貴には変な女として鮮烈に印象に残る。家に帰った大貴はえりこの変な部分を日記にしたためる。夜は開け、学校に登校する生徒達。校舎内ではダンスの授業がはじまる。休憩中にまたも大貴はえりこの奇行に翻弄される。今夜も家で大貴はえりこの変な部分を日記にしたため続けていく。
一真と翔子から、大貴への忠告がある。そして二人からえりこへのわがままな部分への言及がはじまる。しかし、えりこはその忠告を無視して、さらに奇行を続けていく。そんなえりこに大貴は恋をしている事に気づく。その後二人は交際を重ねるが大貴はえりこの事を何もわからず、振り回されてばかり、彼女の魅力に屈し、日記は、えりこで埋めつくされている。学校での講義は中程に差し掛かり、えりこと生徒との違いが明白になる。人とは違う彼女の突出した奇行がさらに暴発する。えりこは、デリへル嬢になると言い出しはじめる。
大貴はとうとうえりこについていけなくなる。デリへル嬢を重ねているえりことは対象的に大貴は真面目に授業を受け続ける。しかし、平穏な日々につまらなさを感じ、彼女がいないことを寂しく思い涙する。日記には、居なくなったえりこをしたため。彼女の幻影を探し続け道をさまよい歩く。えりこと大貴は再び学校で再開する。えりこが大貴にすがりつく。大貴はそれを受諾する。そして、常識を疑う事に決め、一真と翔子を説得し、皆でえりこのダンスの発表会を見に行く事になる。大貴、一真、翔子はその舞台を見る。その内容はえりこ中心の変な演劇であった。舞台を終えた、えりこを見ると。スターのように輝き、大人の女へと変貌していた。みなは、会食をしながら、芸術についての、話をはじめる。その内容は常識から逸脱した。個人個人の思う。芸術への意見だった。
1変
2基本
3変子
4変〜恋へ
5変数
6真面目
7変態
8ストレンジ
9芸術談話
奥俊就